ご主人を亡くされて泣いてばっかりの50代の奥さんに会う
仏の世界でお経がないと、仏の世界では通用せん。
やっぱり、お上人に怒られてばっかり。死んでもお経がいること。
今日はありがたい。久しぶりに会話が出来る。死人に口なしは苦しい。
まだ若いしべっぴんだでひと花咲かせてもええけど、やっぱり嫌!
泣いてももう戻れん。何で逝ったかわしもわからん。
(もう一人の人が)
これが寿命というもの。
あー、死んでも死にきれん思いが長かった。
断ち切れん。苦しい、苦しい思いと思ったんもつかの間、明るい兆しが見えたり隠れたり。順番にしてほしかった。(亡くなる順番)
そこが出来とらなんだ。 生きとる間に出来とらなんだんかな。
もっと早いこと天地和合の意味を、もうちょっと早くわかっていたら助かったかなー。
天地和合のため他界したと思ってほしい。
これから、こちらが物申すゆえ、今しばらく待っていただきたい。
天地和合の意味を言うてみろ。
天地和合とは、親を思い先祖への帰依を怠ることなく、近隣との付き合いばかりでなく、親戚親類縁者皆共通の友となり、行く末案ずることもなく天地和合への道を滞りなく相営うことがどれだけ大切な生きる指針となるべく蘇生垣間見る。
すべからく事を運ぶは天なり。
用意はいかがかな!!
そういう苦しい、そういうところから脱出せよ。
お前が良くならねば仏は上がれんぞ。
泣くだけ泣いたなら、涙は見せず笑顔にかえる。
お前と共に生きたいが、それでは弱すぎてついていけんぞ。
仏を守りたくば常に天を仰ぎ、心ゆくまで禅をくみ笑顔で邁進あるのみ。
人生とは命をいただき多大な徳と思うて、今を生きる。今を生きる。今を生きる。
お前にそなわりし徳をこの世で全うに使い果たすまで生きてはもらえるであろう。
仏は守りたいがお経がないと上がれん。
泣いてばかりでは隣近所も迷惑をこうむる。
笑いの渦へ入れぬかのうー。
家では出来ぬなら寺へ来い。寺がすべて包み込むゆえ心配なきよう取り計ろうてやる。
経がなかったからのー。
泣くお経など誰もいらんぞ。
守りたい。守りたい。守りたい。
常にやつは守りたいと申し出ているが、家族のものの経がないゆえ上がれん。
今日をもって涙はやめなされ(尼さん)
(旦那さん)手を合わせとんなる。肩に旦那さんがおんなる。自信を持てって。
(旦那さん)住職さんのこと、お見事!(だんなさん)頼むでーって。
泣くと苦しすぎる。 仏は浮かばれん。
死ぬ間際は・・・・死ぬ間際に初めてすがりつくほど生きたい。それまではさほど思ってない。
知らず知らず灯がともり こっち来い こっち来い 言われて、行ったら暗闇だと思ったところが畑だった。
そこからは大変な道だった。それがお経。
葬式にあげていただいたお経は・・・わからん、さっぱり
ありがたいこともなくお経の意味わからんまま生きてきた。
やっぱり、あんたの爺さんに言うたこと(私の父親のこと)・・・お経が大事。(仕合わせ No562参照)
お経は、簡単なんでよいでしっかりあげてほしい。守っとるで!!
前を見たら明るいでなんたれへん。裏にはいつもおる。子供は心配ない。
旦那さんを頼りすぎなったかな? 頼りすぎるとこうなる!
撫でとんなる。いっつもおるでって。お経を一緒に上げなる。必ず、横についとんなる。
泣いてばかりでは仏は浮かばれん。
死んだことに間違いはなし。生き返ったら怖い。だから、守る。絶対守るで付いてきて!大丈夫 大丈夫!
幸せ 幸せ 死んでも一緒! はよ来い!
仏の世界はしっかりある。 神仏の世界はしっかりある。
素晴らしい お経の世界を教えてやる。
『はよ来い はよ来い』・・・は、お経がほしいこと。
生きて人のお灯明になって歩いてほしい。
旦那 心でしっかり生きとるで 泣かんでほしい。似合わん。きれいだのに。
綺麗なんだでちょっと化粧して・・・
ほんまのお母さんに会いたかった。律儀すぎた。
いつか一人になる。もし、先にいかれたらどうなるか?
一人でもやっていく心を鍛えていかんなん。
ある日突然、どうなるかわからん。
そのときに自分はどうなるか?
離れ際、悔いのないようにしとかんなん。
強く生きるには、すべて苦しい悲しい気持ちをクリアしていく。
人はいずれ必ず一人になる。
人より早く経験しているから、自分の力で助けてあげられる。
そういう風に前向きに生きられたら・・・それを望んどんなる
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